レジリエンス工学日土協働教育プログラム懇親会

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7月11日―25日の期間2週間にわたり東京大学主催のレジリエンス工学日土協働教育プログラムに

トルコの大学から研究者や博士課程の学生さん達が参加され、共同ワークショップが実施されました。7月21日にユヌス・エムレ インスティトゥート主催で駐日トルコ共和国大使館公邸にてレジリエンス工学日土協働教育プログラムの懇親会が行われました。

自然災害が多く発生する地域において、電子力発電所が所在するなかでの地域の安全性がテーマとなっているレジリエンス工学について、トルコと日本の研究者およそ60名が参加されました。

東京大学副学長の関村直人教授は、2週間に渡って実施されたレジリエンス工学日土協働教育プログラムに参加されたトルコ人の学生達について述べられ、トルコと日本がこのような

学術的な研究交流を図りながら両国の友好関係を更に深めることができたことで非常に有意義な機会になったと述べた。

関村教授は自然災害に対して万が一の備えと対策を考えていかなければならないことを指摘し、

トルコ人の学生らに、トルコにおいての原子力の安全性について彼らが将来トルコで重要な役割を担うことが期待されるとメッセージを送った。

関村教授は日本トルコ原子力協定によるシノップの原子力発電所建設計画の実現化を念頭に

“我々研究者の使命は自然災害において、原子力がもたらす影響のリスクをいかに最小限に留め、回避できるかであり、重要なのは経験や知識を活かしながらきちんとしたシステムを構築すればそれらを実現することが出来る”と述べた。

駐日トルコ共和国大使館ハサン・ムラット・メルジャン特命全権大使は,トルコと日本の学術的な研究交流が将来的に継続できることに対して期待を込め、今後も日本から学ぶことは多いにあると述べた。