トルコ語を学ぶ

トルコ語を学ぶ

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1.

現在、トルコと他の国々との間にみられる経済・貿易関係、あるいは、歴史的・文化的関係により、外国語としてトルコ語を学ぶことは、世界全体で急速に広まっています。そして、学生数の増加と相まって、トルコ語教育の分野におけるノウハウも多様化しています。

そのような中、世界各地でユヌス・エムレ インスティトゥートの附属機関としてトルコ文化センターが開設され、トルコ語の学習希望者は、自国にいながら外国語としてトルコ語を学べるようになりました。

ユヌス・エムレ トルコ文化センターで実施するトルコ語クラスでは、外国語教育の一般原則はもとより、ヨーロッパ言語共通参照枠のガイドラインや、著名な言語教育アプローチが適用されています。また、それぞれのコースでは、視聴覚教材も多く活用され、受講者の質問に応じて回答を行うほか、最新の教育メソッドに基づいた各種の学習ツールも用意されています。

また、文化センターでは、一般のトルコ語コースだけでなく、ビジネストルコ語講座、通訳講座、旅行トルコ語講座、子どもトルコ語講座といった、さまざまな分野のクラスも開催されており、成績優秀者は“トルコ語サマースクール”への参加機会も用意されています。これらの取り組みを通じ、受講者はトルコ語を学ぶだけでなく、トルコやトルコの文化を身近に接することができるようにもなっています。

2.

世界でトルコ語を教えています

2009年から今日にいたるまで、各国の当文化センターでは約26,000人の学生がトルコ語を学んできました。また、文化センター以外でも、軍や銀行、ビジネスマンが業務上役に立つトルコ語を教えたり、子ども、トルコ研究者を目指す学生といったような、対象のニーズにあわせたトルコ語のコースを開催したりしています。また、各種市民団体等が実施するトルコ語クラスに対しても、教材提供や講師派遣などの協力を行っています。

受講者それぞれを大切にしています

教育にあたっては、受講者の個人差を考慮する必要があることから、状況やニーズにあわせて、さまざまな分野に関連する特別なクラスも実施しています。また、クラス編成にあたっては、学習効果を高めるため、トルコ語の学習目的や必要性、年齢、学歴といった差異も考慮されています。

最新の言語教育アプローチを大切にしています

ユヌス・エムレ トルコ文化センターが実施するトルコ語コースでは、外国語教育の一般原則はもとより、ヨーロッパ言語共通参照枠のガイドラインや、著名な言語教育アプローチが適用されています。また、それぞれのコースでは、視聴覚教材も多く活用されています。

フリートークによる練習の場を設けています

受講者が学習したことを身につけられるよう、それぞれのレベルにあわせた“フリートーク”の場を設けています。授業やテストから離れ、自由にさまざまな内容を話すことのできるフリートークにおいて、受講者は自然な環境でトルコ語を学んでいくことができます。

読書の時間を設けています

遊びながらトルコ語を学習していくコースでは、1週間に1時間以上、授業以外に図書館で“本を読む時間”を設けています。

豊富な教材を使った授業を行います

トルコ語のクラスは、8-16名がU字型に机を並べ、グループで行われます。授業では受講者の質問に応じて回答を行うほか、最新の教育メソッドに基づいた各種の学習ツールも用意されています。教科書、ワークブックはもちろん、講師用ガイド、リーディング用教材、各種書籍、辞書、テーマ別辞典、会話用イラストカード、ポスターといった視聴覚教材が使われます。

時と場所を選ばずトルコ語を学習できるよう努めています

トルコ語の学習希望者は、世界各地で急速に増加しています。そのため、特に遠方でトルコ語を独学で学ばなければならない方のため、包括的なプログラムとバーチャルの教室を構築する「遠隔地トルコ語教育」についての取り組みも開始しています。