東京で演劇〝エルトゥールル号の遭難″を上演
30.03.2016
ユヌス・エムレインスティトゥート東京トルコ文化センターは、日本大学芸術学部演劇科との委託研究成果発表として、
ベフチェット・ネジャーッティギルの放送劇〝エルトゥールル号の遭難″を基にした演劇“海鳴り”を上演しました。
当インスティトゥートのトルコの文化芸術を紹介するプロジェクトの一環として行われたこの上演は、
日本大学芸術学部演劇学科への委託研究の成果発表で、学生たちの1年間の努力の末、実現化し、好評を博しました。
両国の友好的な関係を築くきっかけとなったエルトゥールル号の遭難から126年の歳月が経った今、
作家ベフチェット・ネジャーッティギルの放送劇“エルトゥールル号の遭難”が日本語の戯曲として翻訳されました。
そしてその作品は、日本芸術大学演劇学科の藤崎教授を初め、学生達たちによって一年の歳月をかけて素晴らしい演劇作品に作り上げられました。
劇は3月23日に日本橋公会堂にて上演され、400人定員の会場はほぼ満員となり、上演後は観客から盛大な拍手が送られました。
駐日トルコ共和国大使館のA・ビュレント・メリチ大使は、挨拶の中で、このような企画が実現したことを嬉しく思うと述べ、
日本大学芸術学部演劇科の先生、学生を初め、尽力した全ての方々に感謝の意を表明しました。
ユヌス・エムレインスティトゥート東京トルコ文化センターでは、今後も演劇プロジェクトを毎年実施することを推進し、
トルコの作品を日本語で舞台化することを計画しています。