オスマン宮廷文化の講演会を開催

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ユヌス・エムレ インスティトゥートと読売・日本テレビカルチャーセンターは共催で、東京大学の鈴木董名誉教授を講師に迎え、オスマン宮廷文化についての講演会を開催しました。

鈴木名誉教授は、トルコ共和国功労賞の受賞や、トルコ歴史協会の名誉会員に名を連ねるなど、オスマン史研究の第一人者として知られています。

2015年10月10日、定員となる115名が来場して実施された講演会「トプカプ宮殿と宮廷生活」では、スライドを使いながら、トプカプ宮殿での生活や、オスマン帝国における宮廷文化について解説が行われました。

講演では、トプカプ宮殿の建築史や建築様式、宮廷の組織と役割、宮殿にみるトルコの伝統的な芸術、宮廷における生活スタイル、宮殿構造とハレム、宮廷での食文化、宮殿に見られるハット(カリグラフィ)芸術や文様、あるいは宮殿を描いた細密画について等、数多くのテーマが1時間半にわたって説明され、講演後には質疑応答も行われました。

また、参加者は、講演終了後には、伝統的なトルコ料理の数々も体験しました。

ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、2012年11月に読売・日本テレビ文化センターと包括協定を締結しており、協力しながら日本においてトルコの紹介を進めています。