東京で「トルコ映画祭2014」を開催

Yazıcı-dostu sürüm

トルコ大使館文化部/ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、トルコ映画100周年を記念し、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にてパネルディスカッションやトルコの映画作品の上映を実施しました。

当日行われたパネルディスカッションでは、上映作品の監督であるマハムート・ファズル・ジョシュクン氏、映画評論家のイフサン・カービル氏、新聞記者でもあるアリ・ムラト・ギュヴェン氏、さらに、日本の映画関係者からは東京国際映画祭の石坂健治教授と矢田部吉彦氏が招かれ、トルコ映画の歴史に関して紹介されました。

また、駐日トルコ共和国大使館のA・ビュレント・メリチ大使による挨拶では、近年目覚ましい発展を遂げているトルコ映画が、より広く日本で知られるようになることを望むとともに、100周年を迎えたトルコ映画が今回紹介されることを嬉しく思うと述べられました。また、2015年には、トルコと日本との初めての共同制作で、エルトゥールル号事件の映画が公開される予定であることにも触れ、本映画祭の開催に尽力した方々に礼を述べました。

トルコ大使館文化部/ユヌス・エムレ インスティトゥート東京代表のテラット・アイディン氏は、日本において初めてとなるトルコ映画祭では、今回上映する『Uzak İhtimal(はかない期待)』のほか、『Mommo Kızkardeşim(モンモ-僕の妹)』、『Babam ve Oğlum(親父と息子)』の作品が日本全国で上映され、さらに別の作品の上映準備も行われていることが伝えられました。また、映画の日本語字幕の制作や映画祭の運営にご協力いただいた、東京外国語大学、文京学院大学、尚美学園大学の方々、および映画祭の開催にあたって尽力したすべての方々に感謝の意が伝えられました。

トルコ映画祭には、クミコ・メリチ駐日トルコ共和国大使夫人、山本かなえ参議院議員、ギュルセル・イスマイルザーデ駐日アゼルバイジャン共和国大使をはじめ、多くの招待客が出席し、マハムート・ファズル・ジョシュクン監督や準備に携わった学生らに盛大な拍手が送られました。