第22回 東京国際ブックフェアでトルコの現代作家とその作品を紹介

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トルコ大使館文化部/ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、2015年7月1~4日の間、東京ビッグサイトにて開催された「第22回東京国際ブックフェア」に参加しました。
ブース内では、トルコ言語協会、トルコ歴史協会が出版した書籍に加え、トルコの現代作家やその作品について書籍やパネルで紹介され、期間中に来場した約7万人の方々の関心を集めました。

会期初日の7月1日には、秋篠宮殿下・同妃殿下をはじめ、出版関係者らが出席して開会式典が行われました。続いて、会場内を視察された両殿下はトルコブースにも立ち寄り、トルコ大使館文化部/ユヌス・エムレ インスティトゥートのテラット・アイディン東京代表からトルコの現代作家について説明を受けるとともに、2012年の東京国際ブックフェアで体験したエブル(マーブリング)についても思い出しながら親しく会話を交わされました。

また、7月3日には、来日していたトルコのベストセラー作家であるイスケンデル・パラ教授が当ブースを訪れ、来場者や出版関係者と歓談しました。

トルコブース内では、今年2月に他界したトルコの伝説的作家であるヤシャル・ケマルや、今年生誕100周年を迎えたハルドゥン・タネルのパネルが飾られ、サイト・ファーイク、ハーリデ・エディプ、ナーズム・ヒクメット、さらにはノーベル賞作家オルハン・パムクやイスケンデル・パラ教授といったトルコ文壇の代表的な作家について、それぞれの作品とともに紹介されました。

なお、ブースのデザインと施工にあたっては、ユヌス・エムレ インスティトゥートと協力協定を締結している文京学院大学の経営学部、コンテンツ・マーケティング専攻の学生らが中心となって行い、多くの来場者から好評を博しました。