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ウルケル・スポーツアリーナにて「トルコ語の祭典」を盛大に開催

16.09.2016 9859 Okunma Sayısı

ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、トルコ共和国大統領府の後援のもと、イスタンブルのウルケル・スポーツアリーナにて、今年で二回目となる「トルコ語の祭典」を開催しました。

これは、ユヌス・エムレ インスティトゥートが実施する「トルコ語サマースクール」の一環として行われたもので、46ヵ国540名の学生がトルコの16の街に分かれて過ごした後、フィナーレとなる「トルコ語の祭典」にて一堂に会しました。

会場となったイスタンブルのウルケル・スポーツアリーナでは、「人とトルコ語」をテーマとした演劇が行われ、トルコ語サマースクールに参加した学生らとともに、「トルコ語」が持つ、平和、そして愛と友情のメッセージを世界に向けて発信しました。

トルコ語の祭典が初めて開催された昨年は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領をはじめ、多くの大臣らの後援のもと、60ヵ国500名の学生が参加し、今年と同様、イスタンブルのウルケル・スポーツアリーナにおいて8月22日に実施されました。

今年のテーマである「人とトルコ語」の舞台の第一幕では、誕生から徴兵までの年月が上演されました。誕生、幼少期、青年時代、そして結婚までの日々が、カフカス地方、バルカン地方、アナドル地方といった、さまざまな地方の民族舞踊とともに披露されました。

中でも、結婚を題材にした部分は感動的な一幕となりました。ガズィアンテプでは結婚式の最中にテロ事件が発生したことを受け、演劇とあわせて、この事件を非難するメッセージが投影され、「ガズィアンテプでの凶悪な事件で犠牲となった方々に心から追悼の意を表します。そして、二度と晴れの舞台が中断してしまうことのないように、二度と幸せに悲しみが混ざらないように願います」と表されました。

 

士官オメル・ハリセデミルが涙を誘う

 

トルコ語の祭典の第一幕のフィナーレは、「軍務の日々」で完了しました。一人の父親が軍務についた息子に宛てた手紙を読む形で始まったフィナーレでは、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が7月15日の夜に国民に呼びかけた際の肉声や、国民が通りに出て祖国防衛を行った歴史的瞬間が投影され、その様子に会場からは大きな拍手も起こりました。舞台では軍隊の最前列にいた士官が「オメル・ハリセデミル士官、参上しました!」と言うと、来賓を含め会場の観客は総立ちで喝采を送り、7月15日に殉死された方々の名前が読み上げられました。「軍務の日々」をテーマにした第一幕の終わりにあたっては、殉死者のために敬意を表し、トルコ国歌「イスティクラル・マーチ」が歌われました。

 

ナービ・アヴジュ大臣: テロに対する最も美しい答え

 

挨拶を行った文化観光大臣のナービ・アヴジュ教授は、トルコ語の祭典は、単なるフェスティバルではなく、同時に、テロに対して最も美しく最も意義深い答えの一つでもあると述べ、このように続けました。「世界は愛情、平和、そして兄弟愛を必要とする時代であり、私たちは”人とトルコ語”をテーマとしたこのトルコ語の祭典によって、世界のあらゆる人々が愛と平和を思い出してもらえるよう、神聖な勤めを果たしているのです。またこのことは、”おいで、知り合おう、物事は容易にしよう”と伝えたユヌス・エムレをも想起させます。そうです、彼は、おいで、知り合おう、物事は容易にしよう、この世界は誰のものにもならないのだから、と語っていたのです」

また、アヴジュ文化観光大臣は、トルコ語は偉大な文明を作り上げた民族が使った言語であり、広範囲で使われている世界有数の言語であることにも触れながら、この言語が歴史における力強い川の流れのように、あらゆる地域の言葉を取り入れながら独自の色彩や音楽を加え、その特徴を確立したものであると述べました。

アヴジュ大臣は、このようにトルコ語が歴史ある有力な言語であることを紹介し、トルコ語が持つ豊かな語彙の数により、また、トルコの歴史、文化、芸術、文明を伝えながら、さらに磨かれていったことを説明しました。

さらに、トルコ語は心の言語であり、世界に愛と平和をもたらすことが最大の美徳であるとしたアフメット・イェセヴィや、ユヌス・エムレ、サル・サルトゥクが慈しんだ言葉もあるトルコ語について、アヴジュ大臣はこのように続けました。

「私たちのトルコ語は、破壊するためのものではなく、より豊かにするためのものであり、憎しみや復讐の種ではなく、愛と思いやりの種をまくために使われるトルコ国民の言葉です。トルコ語は何世紀にもわたって、地上に平和や信頼、正義を広めるようと真実の道のために使われた誇り高い言語です。世界各国からやってきた親愛なる学生の皆さん、あなた方は、今や外からの来客ではなく、この国の一員です。」

アヴジュ大臣は、トルコ語の祭典がテロ事件の発生という状況下で開催されたことにも言及し、「著しく重大な試練を受けたこのような時分に、恐れることなく、怯むことなく、私たちの国を訪れて民主主義やトルコが持つ文化と言語を学ぼうとする学生の皆さん方に敬意を表したいと思います」と述べて締めくくりました。

 

シェレフ・アテシ理事長: 強いメッセージ

 

続いて挨拶を行ったユヌス・エムレ インスティトゥート理事長のシェレフ・アテシ教授は、同インスティトゥートが、海外各国に45ヵ所のトルコ文化センターと80ヵ所の窓口を有することを述べ、2009年以来、トルコやトルコの言語と文化を紹介しながら、外国との友好関係を発展させ、文化交流を促進するために各種の取り組みを継続的に実施していることを説明しました。

アテシ理事長は、「海外各国において、トルコにとっての友人を増やし、理解者を増やすための文化外交活動として、最も適切な方法はトルコ語教育であると考えています。ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、トルコ語を教えるだけでなく、トルコが持つ古からの文化的遺産や、トルコの人々のホスピタリティも伝えようと努めています。だからこそ、トルコ語をもって自身のための利益にしようとするのではなく、大統領や政府からの多大な協力や親愛なるトルコ国民の期待を胸に、世界の隅々に至るまでトルコ語を正しい形で教えられるよう努めています。そして、これらの取り組みの中でも最も重要なものの一つが、当インスティトゥートが毎年実施してきたトルコ語サマースクールです。今年は、46ヵ国から540人の文化大使とも言うべき参加者が、難しい状況の中で私たちの招待に応じてトルコを訪れ、トルコの人々と抱擁したことは、疑いようもなく強いメッセージとなったのです」と述べました。

 

シェレフ・アテシ教授はさらにこのように続けました。

「北京からロンドンまで、モスクワからカイロまでに至る、世界のさまざまな場所で暮らす540名の”文化大使”たちは、ここ、帝都イスタンブル、つまり、ネズィプ・ファズル・クサキュレキが”我が心のイスタンブルよ”と口にした古都から、世界各地へと今日のメッセージを届けることでしょう。そして、それこそがトルコにとって大いなる成功なのです。

ユヌス・エムレ インスティトゥートは、トルコとトルコ国民のため、世界のさまざまな国で活動を行っています。私たちは、ただトルコ語を教えているだけではありません。私たちの国の映画、音楽、芸術、考え方に至るまで、トルコのあらゆる文化遺産をさまざまな場所、さまざまな宗教・言語を有する人々に紹介しています。また、私たちは、この取り組み自分たちだけで行っているわけではありません。国と共同しながら、これまでの経験や知識を活用し、トルコやトルコの言語、芸術を海外各国で紹介できるよう努めています。これらの取り組みに対する活力の基盤はトルコ国民の想いであり、政府各機関からの力添えのもと活動を推進させています。

大統領閣下は「この取り組みは我々が行わなければ別の誰かがするだろう」と述べており、ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、”この取り組み”つまり、トルコ語教育やトルコの文化、あるいはトルコの紹介という目的のために日々邁進しています。

世界各国における私どもの業務が容易になるよう常にご配慮いただいているレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、ビナリ・ユルドゥルム首相、メヴリュト・チャヴシュオウル国会議長兼外務大臣ナービ・アヴジュ文化観光大臣、国会議員の皆様、そして最も大切なトルコ国民の皆様に対し、この場を借りて感謝申し上げます。

トルコはこの15年の間に、政治的、経済的に大きな成長を遂げました。橋梁、高速道路、高速鉄道、空港など、国内のさまざまなインフラが整備されてきました。これらの開発やリニューアルは、すべてトルコの経済成長と発展を表しています。新しい時代のトルコを描いた大統領閣下と首相閣下は、昨日、ボスポラス海峡に架かる第三の橋となるヤヴズ・スルタン・セリム橋の開通にも立ち会い、アジアとヨーロッパが物理的にさらにまた一つ結ばれる瞬間を目の当たりにされました。

私たちも、ユヌス・エムレ インスティトゥートとして、アナトリアとヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカ、そしてオーストラリアの各大陸との間における文化的架け橋となり、世界の人々とトルコを結ぶことができるよう努めています。私たちの取り組みの結果や成果は、一つの道路のように、あるいは一つの建物のように、すぐに目にすることはできないかもしれません。しかし、確かに、ある時期で私たちが蒔いた種は、私たちが植えた苗は、時間とともに世界の人々の間で大木のように育つことと信じています。そのために、毎年さまざまな国で、数えきれないほどのイベントを実施しています。そのようにして、今、540名もの”文化大使”たちが生まれ、トルコにとっては新しい友人を得て、そして、彼らもまた将来にわたってトルコの友人として、私たちとともにあることになるでしょう。

来賓の方々をはじめとしたすべての皆様に敬意を表すとともに、トルコ語の祭典のために尽力した皆様に改めて御礼申し上げます。

 

540人の文化大使たちとの記念撮影

 

「人とトルコ語」をテーマとしたトルコ語の祭典の第二幕では、「仕事の日々」で幕を開け、兄弟愛の文化を取り上げました。さまざまな制服で職業が表されたステージの後、若い職人に対して師匠がアドバイスを送る様子や、年長者が過去を思い出しながら若い世代に伝えるべきことを考える様子などが描写されました。最後は「死」の舞台で公演は終了し、各国の国旗を持って壇上に上がった46の国々、540名の”文化大使”たちは、ナービ・アヴジュ文化観光大臣やユヌス・エムレ インスティトゥート理事長のシェレフ・アテシ教授とともに記念撮影を行いました。