トルコの革素材等による服飾作品を発表

Yazıcı-dostu sürüm

トルコ大使館文化部/ユヌス・エムレ インスティトゥートでは、文化ファッション大学院大学(BFGU)に協力し、学生が制作したトルコの革素材や装飾等を使った作品が、1月29日~2月4日の間に開催された「BFGUファッションウィーク」にて発表されました。

2013年には、文化服装学院の学生がトルコの生地を使い、トルコと日本とのコラボレーション・コスチュームを制作して東京およびイスタンブルで発表され、好評を博しました。これに続き、2014年はエーゲ地方輸出企業協会から提供されたトルコの革素材や装飾をもとに、文化ファッション大学院大学の学生が修了作品として作品を制作しました。
2015年1月には、全学生が作品を提出して最終審査が行われ、その中から選ばれた11名の優秀作品が、1月30日に開催されたファッションショーで発表されました。

1,200人以上の招待客がつめかけた会場には、多くのファッション関係者も訪れ、クミコ・メリチ駐日トルコ共和国大使夫人やトルコ大使館文化部/ユヌス・エムレ インスティトゥート東京代表のテラット・アイディン氏らが見守る中、さまざまなコンセプトをもとに作り上げた作品が披露されていきました。
トルコの革を使って作品を制作した椎尾絵里子さんは、革の柔らかさや軽さを活かしながら、細かい模様を施したエレガントな女性服を発表する一方、「トランスフォーマー」をテーマに男性服を制作した山本幸さんは、裏地やプリントにも工夫を施し、より華やかな世界観を演出して、観客から大きな喝采を浴びました。

学生を指導してきた文化ファッション大学院大学の小杉早苗研究科長や櫛下町伸一教授は、ショーの終了後、トルコからの素材の提供に謝意を述べるとともに、引き続き、ファッションを通じてトルコと日本の交流促進に協力したいと述べられました。