“Gelin Tanış Olalım”(おいでよ、絆を結ぼう)「世界コーヒー文化交流フェスタ」を開催

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ユネスコの世界無形文化遺産に登録されているトルコ・コーヒーや、世界各国のコーヒーを紹介しながら国際理解・友好促進を図る、“Gelin Tanış Olalım”(おいでよ、絆を結ぼう)「世界コーヒー文化交流フェスタ」が開催されました。

トルコ大使館文化部、ユヌス・エムレ インスティトゥート、全日本コーヒー協会が共催し、イタリア、コロンビア、ブラジル、インドネシアの各国駐日大使館の協力のもとで実施されたこのイベントでは、二日間にわたってさまざまなコーヒーが来場者に紹介されました。トルコのブースでは、トルコから来日した老舗コーヒーメーカー、メフメット・エフェンディ社によるデモンストレーションや試飲が行われ、トルコ・コーヒー独特の淹れ方や飲み方に人気が集まりました。

初日の2014年9月30日には開会式典が行われ、国際コーヒー機関のロベリオ・オリヴェリア・シルヴァ事務局長、全日本コーヒー協会の太田敬二会長、駐日トルコ共和国ビュレント・メリチ大使夫人のクミコ・メリチ様らの出席のもと、タレントの松嶋尚美さんら多くのゲストを迎えました。
開会の挨拶を行った、駐日トルコ共和国大使館・臨時代理大使のアルプ・アタクジャン参事官は、コーヒーは世界中で最も愛されている飲み物の一つで、各国の文化により多様なスタイルで飲まれていることを挙げ、トルコでは紅茶の消費量が世界有数であるにもかかわらず伝統的なコーヒー文化が現在でも受け継がれていることを紹介しました。また、アタクジャン参事官は「世界で初めての喫茶店、つまりカフェは、16世紀のオスマン帝国時代に当時の首都イスタンブルで開かれたものであり、コーヒーはトルコ人を通じて西洋世界へと紹介されました」と述べました。

また、当日は帝国ホテルにおいて、コーヒービジネス関係者向けに、市場動向等に関する講演会も実施され、続いて行われたレセプションでは、岸田文雄外務大臣、中川郁子農林水産副大臣ら、多くのゲストも出席しました。

世界コーヒー文化交流フェスタ“Gelin Tanış Olalım”は、翌10月1日には一般にも公開され、多くの方が各国のコーヒーを堪能しました。