ボルサン・カルテット来日コンサートを実施

Yazıcı-dostu sürüm

2005年に結成されて以降、2010年には、アンダンテ・クラシック音楽賞の年間最優秀室内楽グループ賞や、ニューヨークのカーネギー・ホールにて決勝が行われたICMEC国際室内楽コンテストで金賞を受賞するなど、国際的に高い評価を受けている「ボルサン・カルテット」がトルコより来日し、コンサートを行いました。
2014年10月30日には、下関での公演を控え、A. ビュレント・メリチ駐日トルコ共和国大使、下関市長をはじめ、政財界からの招待者の出席のもと、下関市による歓迎レセプションが行われました。
また、ボルサン・カルテットは、翌日には下関中等教育学校を訪れ、同校の管弦楽部約70名と合同での演奏も行い、熱烈な歓迎を受けました。
駐日トルコ共和国大使館、ユヌス・エムレ インスティトゥート、下関市の共催で実施したコンサートは、イスタンブル市と姉妹都市である下関市を会場に約1時間半にわたって行われ、招待者ら約200名が詰めかけました。クラシックの名曲に続いて、日本の楽曲からは「さくら」が披露され、下関で活躍するフルート奏者・石飛祥一氏を交えての演奏も行われました。さらに、さまざまなトルコの音楽作品も紹介され、聴衆からは大きな拍手が送られました。
コンサートで挨拶を行った、A. ビュレント・メリチ駐日トルコ共和国大使は、トルコと日本との国交樹立90周年に際し、下関市を訪問できたことを大変嬉しく思うと述べ、1890年のエルトゥールル号事件以来続く、両国間の100年を超える歴史的友好関係を今後も続けていくことが大切であると話しました。さらに、この友好関係が次世代に受け継がれていくよう、両国民の間での文化交流を充実していくことが重要であると述べました。
また、下関市の中尾友昭市長は、同市でこのようなイベントを開催できたことは非常に嬉しく、トルコと培ってきた関係を発展させていきたいと述べました。